App Storeキーワードの選び方:初めてのアプリのASO
著者:Mehdi Azizi
更新・7 分
タイトル、サブタイトル、非表示のキーワード欄。初めてのiOSアプリのASOキーワードを、有料ツールなしで選ぶ方法を解説します。
ASOとは何か?
ASO(App Store Optimization)とは、App Storeの検索でアプリが上位に表示され、ダウンロードしたいと思ってもらうために行うことの総称です。重要な項目は2種類あります。見つけてもらうための項目(タイトル、サブタイトル、非表示のキーワード欄)と、訪問をダウンロードにつなげる項目(アイコン、スクリーンショット、説明文、プロモーションテキスト)です。
初めてのアプリなら、いきなり有料ツールを目指す必要はありません。これから紹介する方法は、ノートとApp Storeそのもの、そして少しの几帳面さがあれば実践できます。
製品ページを書く前にキーワードを見つける
自分が想像する言葉ではなく、ターゲットが実際に入力する言葉から始めましょう。最初のリストを作るには、3つの情報源で十分です。
App Storeの検索バー。 アプリに関連する検索語の最初の部分を入力して、自動で出てくる候補を見てください。これは理論上の推定ではなく、ユーザーが実際に検索している言葉を反映しています。
ターゲットがすでに使っているアプリ。 自分のアプリに近いアプリを知っているなら、そのタイトル、サブタイトル、最初のスクリーンショットで繰り返されている言葉を見てみましょう。製品ページをコピーするのではなく、使われている言葉を観察するだけです。
最初のユーザーの言葉。 身近な人や最初のテスターがアプリを試したなら、彼らが誰かにアプリを説明するときに使う言葉をそのままメモしてください。作り手である自分の言葉より、実際の検索に近いことがよくあります。
次に、キーワード候補をそれぞれ何を表しているかで分類します。解決する課題、主な操作、アプリのカテゴリーです。他のアプリの名前は絶対に入れないでください。Appleはキーワードへの使用を禁止しています(ガイドライン2.3.7)。アプリと無関係な検索を引き寄せる曖昧なキーワードは、見かけの検索ボリュームが少なくても的確なキーワードより価値が低くなります。
タイトルとサブタイトル:最も影響が大きい2つの項目
App Storeでは、タイトルとサブタイトルが検索で最も重視される、表示される2つの項目です。Appleは文字数を制限しているので、一語一語が場所に見合う価値を持つ必要があります。
タイトルはひと目で読めるようにしましょう。アプリ名、必要に応じてアプリが何をするかの短い補足を入れます。他のアプリの名前は絶対に入れません(ガイドライン4.1)。文として成り立たないキーワードの羅列は避けてください。Appleも推奨しておらず、ランキングにも人間の読みやすさにも悪影響です。
サブタイトルは、数語で約束を具体的に伝える場所です。主な操作や具体的なメリットを書きます。キーワードを並べたリストではなく、素早くスクロールする人間に向けて書いてください。キーワードの羅列はAppleのガイドライン2.3.7で却下されます。
非表示のキーワード欄:他の場所にある言葉を繰り返さない
App Store Connectには独立したキーワード欄があり、公開された製品ページには表示されませんが、インデックスにも使われます。よくある間違いは、タイトルやサブタイトルにすでにある言葉をここで繰り返すことです。Appleはそれらをすでに考慮しているので、限られたスペースの無駄になります。
この欄は、バリエーション、類義語、よくある打ち間違い、そしてタイトルにはないけれど用途に関連する言葉に使いましょう。単語はカンマで区切り、余計なスペースは入れません。また、単数形ですでに入っている単語の複数形を毎回加えるのは避けてください。Appleは同じキーワードの近いバリエーションを関連付けます。
スクリーンショットも重要
検索で見つけてもらったら、次は製品ページで納得してもらう必要があります。ターゲットごとにカスタムプロダクトページを作ることもできます。スクリーンショットは、説明文よりも先に決め手になる要素であることが多いです。画面を並べるだけでなく、アプリの具体的なメリットを見せましょう。素早くスクロールする人が最初の2〜3枚を見ただけで、アプリが自分に何をもたらすか理解できるようにします。
デザインソフトなしで作るなら、App Store Screenshots Kitに私のテンプレートと、アプリの画面からスクリーンショットを作るスキルをまとめています。Appleが求めるサイズにも対応しています。
スタジオのポートフォリオにある具体例
VigieはスタジオのASOアプリです。Appleの公開データをもとに、161か国で、どんなアプリのランキング、レビュー、キーワード、スクリーンショットも読み取れます。何も連携する必要はありません。自分の製品ページを仕上げる前に、近いアプリがどう位置付けられているかを見る出発点として最適です。
測定は事前ではなく事後に
ASOは感覚で判断するものではありません。製品ページが公開されると、App Store Connectで検索語ごとのインプレッション数とダウンロード数を確認できます(少し遅れて反映されます)。結論を出す前に数週間待ちましょう。インデックスされたばかりの製品ページでは、数字を読み取るのにある程度のボリュームが必要です。どれが本当に効果があったか分かるよう、タイトルかサブタイトルなど、一度に変えるのは1つの要素だけにしてください。
キーワードだけでなく、App Storeの製品ページ全体の準備については、ASO App Storeのページで続きを詳しく解説しています。タイトル、サブタイトル、スクリーンショット、そして言語ごとの製品ページです。
ASOの前に、しっかり成り立つアプリを
ASOは、Apple Search Adsのキャンペーンと同じく、すでに完成したアプリを見つけてもらうための手段です。明確なメイン機能や、ちゃんと機能するオンボーディングの代わりにはなりません。まだ最初のバージョンを作っている段階なら、アイデアからApp Storeまでのガイドで、アイデアから申請までの方法をすべて紹介しています。
製品ページ用には、ASO Kitに私のキーワードの方法、製品ページのテンプレート、そして30言語に翻訳するスキルをまとめています。iOS Kitにも含まれています。
タイトル、キーワード、スクリーンショットなど、製品ページを一緒に見てほしい場合は、1時間のビデオ通話を予約してください。
よくある質問
App Storeでアプリに合ったキーワードを見つけるには?
ターゲットが実際に入力する言葉から始めましょう。情報源は3つで十分です。App Storeの検索バーの候補、近いアプリで使われている言葉、そして最初のユーザーの言葉そのままです。次に、各キーワードを何を表すかで分類します。解決する課題、主な操作、アプリのカテゴリーです。他のアプリの名前は絶対に使いません。曖昧な言葉より的確な言葉を選びましょう。
App Storeのキーワード探しにはどのツールを使えばいい?
初めてのアプリなら有料ツールは不要です。ノート、App Storeそのもの、そして少しの几帳面さで十分です。製品ページを仕上げる前に近いアプリの位置付けを見たいなら、スタジオのASOアプリVigieがあります。Appleの公開データをもとに、ランキング、レビュー、キーワード、スクリーンショットを読み取れます。
App Storeのキーワード欄には何を入れればいい?
App Store Connectのキーワード欄には、バリエーション、類義語、よくある打ち間違い、そしてタイトルにはないけれど用途に関連する言葉を入れます。この欄は公開された製品ページには表示されませんが、インデックスに使われます。タイトルとサブタイトルにすでにある言葉は、Appleがすでに考慮しているので繰り返さないでください。単語はカンマで区切り、余計なスペースは入れません。
App Storeで見つけてもらうために最も重要な項目は?
タイトルとサブタイトルが、検索で最も重視される表示項目です。App Store Connectの非表示のキーワード欄もインデックスに使われます。Appleはタイトルとサブタイトルの文字数を制限しているので、一語一語が場所に見合う価値を持つ必要があります。また、文として成り立たないキーワードの羅列は推奨されていません。
キーワードが効果を出しているか知るには?
App Store Connectで、検索語ごとのインプレッション数とダウンロード数を確認できます(少し遅れて反映されます)。結論を出す前に数週間待ちましょう。インデックスされたばかりの製品ページでは、数字を読み取るのにある程度のボリュームが必要です。どれが本当に効果があったか分かるよう、タイトルかサブタイトルなど、一度に変えるのは1つの要素だけにしてください。